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運営者の ペグ です。
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聞いてすぐにインプットができるようになった
わたしとの会話のなかで出てくる単語や、
好きな動画を見ていて出てくる表現など
興味があるものをすぐに覚えてくれるようになった子ども達。
1つ2つの単語をこうして覚えていくのって、
脳の仕組みからすると、実は簡単なことではないんです。
え?好きな動画を見て単語を覚えるくらい、子どもなんだしすぐできそうな気がするけど・・・
母国語ではそれをいとも簡単にしてしまうけど、それは母国語のシャワーを浴びて育っているからできることであり、
つまり、母国語レベルで言葉のシャワーを浴びない限り、単語を簡単に覚えるなんてことはほぼ不可能なの、、、
十分な量のインプットが必要
ある言語の単語や表現を聞いただけで覚えられるというのは、
それまでにその単語を何十回、何百回と耳にしているという条件が前提となります。
そして、その単語が自分の口から出るようになるにはまたさらに時間を要する。
インプットからアウトプットまでは、本当にとてつもない時間をかけなければいけないんです。
子どもは1歳半~2歳で言葉が出るようになり、それを過ぎるとペラペラな子もいるほどですが
それは生まれた時から母国語のシャワーを浴び続けた賜物というわけです
今回、わが家の子ども達が「聞いてすぐインプット」できるようになったのも、
赤ちゃんの頃から聴いていた英語のお歌動画
1年8ヶ月続けているおうち英語
これらの取り組みによって、無意識のうちでも、意識を向けている時でも、
英語を耳に入れ続けてきたことで習得できたもので
英語の音に慣れることができれば、「聞いてすぐインプット」は誰でもできるようになります◎◎
「英語の音」そのものに慣れることもできる
特定の単語でなくとも、「英語」という言語自体に耳が慣れてくると
新しい単語や表現をインプットするのもとてもスムーズになってきます。
それは、脳が「英語という言語の音」に慣れて、
新しい単語であっても、「この音聞いたことある」と判断してくれるから ☺
たとえば、英語にまったく耳が慣れていない状態で「something」という単語を新しく聞いても、
明確に聞き取って意味を理解することは難しいと思います。
(英語を習ってきている大人であれば、だいたいの見当くらいはつくかもしれませんが)
では、耳が英語に慣れている子どもが「something」という単語を聞くとどうなるのでしょうか?
「something」という単語がその子にとって新しい単語だったとしても、
他のいろいろな英語・単語を聞いてきているその子の脳は
s の音も m の音も th の音も ng の音も熟知しているわけです。
なので、きっと「something」という単語は /ˈsʌm.θɪŋ/ と読むのだろうと
推測ができて、すっと理解ができる仕組みになっているのです。
英語が耳に慣れていない人にはすぐ聞き取れないし、日本の英語教育を受けてきている人は /ˈsʌm.θɪŋ/ ではなく「サムシング」と読んでしまいますよね。
この致命的な間違いをしにくくなるというのも、英語を耳に慣らすメリットの1つです
発音できる音=聞き取れる音
大人にも子どもにも言えることなのですが、
口から正しく発音できる音というのは、ひっくり返すと「聞き取ることができる音」
ということ。
一言でいうと、
聞き取れる音は、発音できる。
逆を言えば、
聞き取れなければ、発音もできない。
こういうことなんです!
子どもが理解して、また口から出せる単語や表現というのは
正しく聞き取ってインプットできているということ。
「耳で聞いて覚える」というと簡単に聞こえるけど、そこに至るまでのたくさんのインプット量があってこそ、というわけだね
Blippiにハマる
1年と8ヶ月目、新たに子ども達のお気に入りに追加された動画チャンネルがあります。
それが Blippi という Youtube の子ども向けチャンネル。
最近はこの Blippi しかリクエストしてこないくらい、子ども達は2人してドハマり中。
チャンネル名にもなっている Blippi というお兄さんが
いろいろな体験を通してその楽しさや役割などを説明してくれる、
見ている子どもも楽しくて、パパママにとっても嬉しい教育系のチャンネルです。
体験型で見ている方も楽しい
Blippi がおもちゃで遊んだり、しゃぼん玉でおもしろ実験をしたり、
アイスクリームを作ったりするお遊び系もあれば
消防車やバスなどの"はたらくくるま"に乗ってみたり、
工事現場で重機を操縦してみたりという職業体験もあります◎◎
パン屋さんやチョコレート工場で実際に食べ物が作られるプロセスなど、
なかなか一般人では撮影できない裏側のようすも見ることができる点も魅力的 ✰
うちの子ども達も特に「職業体験シリーズ」が大好き!
アニメでは再現できないリアルさもあり、ファミリー系の動画チャンネルだとそこまで凝ったものはあまりないけど、
Blippiはちゃんとした番組を見ているようなクオリティーです
遊びにも取り入れやすい
Blippi の動画でテーマになっているものは、日常生活でも会話や遊びに取り入れやすいものが多いんです。
たとえばこの、Camping の動画を見たあとには、、、
外遊びでたくさんの枝を集めてきては、
Let's make fire!(火を起こそう!)
と言ってきたり(さすがに実現してあげられないけど・・・笑)
はたまた、この Fire Station の動画を見た時には
Someone needs help! Fire Truck! Let's go!(誰かが助けを呼んでいる!消防車だ!行くぞ~!)
と、実際に Blippi が消防士さんの制服に着替えるのを真似て
消防士さんごっこをしてみたり。
Blippiが本当にすっごく楽しそうにやってくれるから、子どもも同じテンションでマネしやすいし
見ているときはもちろん、見終わってマネっこタイムに入ってからもずっと楽しい!
Blippiを知ってから動画の時間がよりハッピーになりました
まとめ
1年8ヶ月続けてきたおうち英語の取り組みが功を奏したのか、
「聞いてすぐに覚える」ということがスムーズにできるようになってきた今月。
そのおかげで、Blippiという決して初心者レベルの英語ではない動画チャンネルにもハマってくれて、
よりいっそう良質なインプットができる環境が整ってきました。
1年8ヶ月かけて、
英語の歌 アニメ 生の英語
という着実なステップを踏んでここまで来たわけですが、
インプットとアウトプットの環境があれば、おうち英語は実現できます。
ただ、何度も言いますが、
ペラッペラになる
ネイティブに間違われるレベル
ありえない年齢で英検〇級に受かるレベル
こういった高くを望むご家庭にとっては、少々ゆるすぎると感じる部分もあるかもしれません。
でも、実際に英語を話すわたし個人としては
ネイティブに間違われるほどペラッペラになる必要性はないと感じます。
TOEICの最低点数が5、満点が990ととても中途半端な数字である理由を知っていますか?
コミュニケーションには0点も100点もないから、なんだそうです。
ネイティブレベルに達したところで、コミュニケーションとは何ら関係ありません。
流暢さではなく、ちゃんと相手と交流しようと思える気持ちを大事にした、
そんなおうち英語を、わが家では目指しています☆