わが家のムスメは、まだ母国語でも言葉が出ていなかった1歳半でおうち英語を始めました。
低年齢で英語漬けの生活を始めることに対する懸念点もたくさんありますが
わが家のおうち英語の現状や得られた効果をもとに英語育児のメリットを解説、
そしてセミリンガル化の不安要素についても解消していきたいと思います!
もっと気軽に、積極的に英語と関わることで
「英語=科目」という意識を親子でなくしていきましょう!
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2歳未満で英語の2語文が出たムスメ
1歳半から英語環境にいるムスメがはじめて覚えた英語、それは、、、
I'm full.(お腹いっぱい)
でした。笑
まだ日本語でも単語らしい単語は出ていなかった頃なので
1歳7ヶ月~8ヶ月くらいだったかな?
食べることが大好きな子なので、食べ物関連の表現は覚えが特に早かったです。
毎日の食事で交わされていた会話でもありましたし、
食べ物にまつわる英語動画の効果でもあると思います ✫
たとえばこの歌。
Are you hungry?(お腹すいた)や
I'm full.(お腹いっぱい)などの表現とともに
簡単なくだものの名前も楽しく覚えられる歌です♩
お子さんと一緒に見て歌ってもらって、
その流れで食事にしたりすると、歌と日常生活がリンクして
そのうち歌詞に出てくる表現ともつながってきます◎◎
2歳までに習得した英語は他にも
それからは、日本語も英語も
特に驚くほどの速さで習得したということはありませんでしたが
1歳半でおうち英語を始めてから2歳の誕生日を迎えるまでの半年間で、
I'm full.
1から12までの数字
色
Yummy.
Help me.
Let's go.
Egg
Apple
Sleepy.
Coffee
といった単語が口から出るようになっていました。
ちなみに日本語の発話はどうかというと、英語とそんなに変わらない語彙数でした。2歳にもなると大人とふつうに会話ができるくらいお話が上手な子もたくさんいるけれど、ムスメはそこまで早くもなく、遅くもなく・・・というペースでした
ムスメは未就園児なので、24時間わたしと一緒に過ごします。
そして会話が英語となると、日本語に触れる時間が
オットと話すとき(週1日程度)、ムスコと話すとき
くらいしかないんです。
幼稚園でちゃんとした日本語を学んでくるムスコと比較すると、
もう少し日本語を学ぶ機会が要るかもしれないな、とも思っています。
言葉数は2歳過ぎにしてはまだそれほど多くないのですが、
言い間違いが少なく、こちらの発音を忠実に再現するので
日本語・英語ともに発音は良いほうだと思います。
日本語だと、「おかたづけ」が「おたかづけ」になったり、「ヘリコプター」が「ヘリポクター」になったりすることがよくありますよね。
ムスコはそういう言いまつがいが多かったのですが、彼女はほとんどない!
力を入れたのは「英語の日常化」だけ
ムスメのおうち英語に関して特に力を入れたことは
日常会話を英語に切り替えたこと以外、特にないんです。
というのも、おうち英語を始めた当初、娘は1歳半。
必死で言葉を教えなければいけない年齢ではないですよね。
これぐらいの年齢から、すこ~しずつ日常会話での単語をポツポツと覚えていくので
特に頑張って教え込んだりはしていません。
ムスコに関してもムスメに関してもそうですが、
日常生活が英語なのだから自然に覚えるだろうと思っているし
ムスメに対しては、ムスコと同じ環境で生活していれば
彼と同時に、もしかすると彼よりも早くにいろいろ習得するだろう
という、根拠のない自信を持って接しています(笑)
そのうち覚える、続けてれば覚える、と気楽な気持ちで継続するのがわが家のおうち英語のモットーです
1歳半から英語環境に置くメリットと懸念点
1歳半という、まだ言葉らしい言葉もほとんど出ていない年齢で英語を始めるというのは
メリットもあれば、デメリットとして懸念される点もあります。
わが家のおうち英語の現状や、おうち英語で得られた効果をもとに
メリットと懸念点について考えてみましょう。
セミリンガルになってしまうという懸念点
そんな大事な時期に英語環境に置いてしまって、日本語も英語も発達が遅れたりすることはないの・・・?
と、気になる方も多いと思います。
いわゆるセミリンガルですよね。
結論から言いますと、
日本で暮らしている限り、心配ありません◎◎
日本は公用語が日本語オンリーなので、
外に出れば嫌でも日本語を目にします、耳にします。
日本語が分からなれば生きていけない国なんです。笑
おうち英語をしている
インターやプリスクールに通っている
親が英語圏出身で、英語で会話している
英語漬けの毎日を送っている
そんな生活をしていたとしても、
日本にいて、日本語が習得できないということはありません!
一般的に、セミリンガルになりやすい言語環境というのは
ある1つの言語の習得過程で別の国に移住するなどし、
習得過程の言語が中途半端になったまま
別の言語習得をスタートせざるを得ない
といった特殊な環境にいる場合を指すもの。
それに、そういった言語環境に置かれたとしても高確率でセミリンガルになってしまうわけではなく、
「こういう環境だとセミリンガルになる可能性があるよ~」と言われているだけ。
日本でおうち英語やバイリンガル育児をすることで、
英語力が思ったほどつかなかったという結果にはなり得たとしても
日本語力がつかなかったということはほとんどありませんよ☆
セミリンガルについてのもっと詳しい解説は、こちらの記事をどうぞ。
複数の呼び名を認知できるようになるというメリット
1歳半という年齢でおうち英語を始める利点としては、
母国語と同じように英語を習得しやすい
英語にかかわることを苦に感じづらい
コードスイッチングが無意識に身につく
という点が挙げられます。
何歳から始めても遅いわけではないのですが、早いに越したことはないんです・・・!!
まだ言葉という概念もよく分かっていない年齢から複数の言語に触れさせることで、無意識に
「いろいろな話し方があり、物の呼び方もいろいろある」という認識を持ってもらうことができます。
たとえば、日本語だけで育っている子どもと、日本語と英語の両方に触れている子どもにリンゴを見せて、
「これはリンゴだけど、今日だけ Apple と呼んでね」と言ったとします。
日本語だけで育っている子どもは、
「今日だけ Apple ってどういうことだろう?これはリンゴなのに...」と思ってしまい
数時間後にまたリンゴを見せて、「これ何だったっけ?」と聞いても「リンゴ」と答えてしまうのだそう。
一方で、英語にも慣れ親しんでいる子どもは
「これはリンゴだけど、Apple でもあるんだ」とすぐに受け入れることができ、
そのあとで「これ何だったっけ?」と聞くと「今日だけ Apple なんだよね」と答えることができるのだそうです。
1つの言語だけで生活していると、どうしても物の呼び名は1つにつき1つが一般的ですよね。
それ以外の呼び名が出てくると、キャパオーバーになってしまい
複数の呼び名を認知することがしづらくなるのだそうです。
小さな頃から英語環境に置くことは、長い目で見てこういった点でもメリットが出てくる、というのが
わたしがおうち英語を実践していて、このブログで激推しする理由の1つでもあります◎◎
わたしがおうち英語の参考にしているのは、カナダで行われているバイリンガル教育のコンセプト。
こちらの記事で詳しく紹介していますので、気になる方は読んでみてくださいね!
まとめ
1歳半でおうち英語を始めてから半年間で、かなり英語に慣れ親しんでくれたムスメ。
単語だけではなく、Help me や Let's go などの2語文も出てきたほどですが
本人としては流れで喋っているだけなので、2語文という意識もないと思います。
この「意識がない」という状態がポイント!意識することなく感覚でどんどん習得してくれるのが、幼少期に英語を始めるメリットでもあります
たくさん英語の語彙が出てきたので、耳も舌も慣れ始めているのは確か。
ずっと先のアウトプットを目指すために、このままインプットを続けていこうと思います。
スローペースでも大丈夫◎◎
みなさんのお子さんも、親から見えない部分でちゃんと英語を感じ取って生活していますよ^^