おうち英語、バイリンガル育児をされている方、
子どもを英語ペラッペラにするぞ~!!
ネイティブにも劣らない英語力をつけさせてみせる!!
などと意気込んでいませんか?
しかし、本当にそうする必要性や理由はありますか?
もし、その高い目標に値する理由がなかったり
「なんとなく・・・」
「その方が将来的に有利かと・・・」
と考えているパパママがいましたら
一旦、その考えは横に置いておいてください。
わが家のおうち英語で大切にしているポイントは以下の3つ。
What's this? さえ話せればOK
「単語の数」より「文章構成力」
継続的に英語を使い続け、抵抗感をなくす
今日はこれらを掘り下げながら、
今一度考えたい英語育児のコンセプトについてお話していきます。
お子さんがより自然に、違和感なく英語と仲良くしてくれるヒントが見つかると思います。
こんにちは
ブログ訪問、ありがとうございます
運営者の ペグ です。
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わが家のおうち英語コンセプト3つ
おうち英語やバイリンガル育児をされている方、
モットーや力を入れていることは、各家庭でそれぞれ違うと思います。
わが家の場合は、とにかくゆるい!
お勉強じみたことは一切せず、
あくまで自然なかたちで日常生活に英語を取り入れ
コミュニケーションツールとして英語を使うことを目的に実践しています。
その1:What's this? さえ話せればOK
少し極端な話になってしまうのですが、
あくまでおうち英語を基準にしたお話です。
子どもが母国語を習得していく過程で
これなあに?
と連発する時期ってありますよね。
そうしていくうちに、1つ1つモノの名前を覚えていく。
子どもはそこにおもしろみを見つけてくれるので、
親が教えていない言葉も勝手に覚えてきたりするんですよね。
What's this? が話せるということは、ここに直結するんです。
What's this? さえ話せれば、どんどんモノの名前を覚えていきます。
子どもは何よりもまずWhat's this? を習得すれば先は明るい、というわけです。
そして、この What's this? さえ話せればOKというポイント、
ネイティブスピーカー側から見て、
たぶん、まだ流暢には話せないのだろう
もしくはまだいろいろな物の名前は言えないのだろう
という雰囲気が伝わるという付随したメリットもあります。
これが伝わると、相手もゆっくり話してくれたり
ジェスチャーや簡単な表現を用いてコミュニケーションを試みてくれるので、
意外と大切なポイントなんですよ!
流暢ではないけれど積極的に話そうとする姿勢は、特に欧米ではとても高く評価されます。
上手に話せないからあきらめるのではなく、上手に話せないからこそ「初心者だよ!!」とアピールしながら一生懸命伝えようとするのは、コミュニケーション力が高い証拠です◎◎
失敗を恥と捉えがちな日本の文化は、グローバル視点で見るととっても損なんですよね
その2:「単語の数」より「文章構成力」
さて、What's this? という言葉を使って、
1つ1つモノの名前を覚えていけばOK!というお話をしました。
でも、私がそれよりも前にやっておきたいと思っているのが
文章を作れるようになること です。
前述の What's this? もそう。
簡単ではありますが、れっきとした文章ですよね。
細かな文法などは気にせずとも、
コミュニケーションする上での文章の構成がだいたい分かれば
単語はあとからついてくるのです◎◎
What's this? という文章を使って単語が増えていく仕組みとまったく同じです ✫
その3:抵抗感をなくしてあげる
子どもの英語教育を考えている or 実践しているパパママは、
近からず遠からず将来的にお子さんが英語を使う時が来ることを見越して
習得させてあげたい!という気持ちがあると思います。
それは小学校の英語の授業だったり
海外留学する時だったり、就職先だったり
いつを想定されていて、また実際いつになるのかも人それぞれなわけですが
いざ英語を使うその時に、抵抗感を感じさせないようにするのも
おうち英語の大切な役割ではないかと思います。
「上手に使う」ことを目的にするのではなく、「抵抗感をなくしてあげる」ところを目指す。
こう聞くと一気に英語教育のハードルが下がり、始めやすくなりませんか?
よく聞くのが、こんな例。
小中高と学校で英語を習ったのに、全然話せるようにならない
小さい頃に英会話を習っていたのに、大人になるとまったく分からなくなった
帰国子女だが、英語は忘れてしまった
これらは、確実に英語には触れてきたはずだけれど、
いざ英語を使うその時に身になっていなかったパターンです (;_:)
どれも恵まれた学習環境なのに、もったいないね、、、
おうち英語で、日常生活に自然な形で英語を取り入れることができれば
英語とともに生活ができ、継続性も汎用性も兼ねた言語習得が叶う、というわけです。
なにもペラペラになる必要はありませんよ、
抵抗感をなくせばいい話です!
パパママが想定する「いざ英語を使う時」になって
わーっ!英語キター!!どうしよう何言ってるか分かんないパニック
となるよりも、
あ~英語か。少しなら分かるし大丈夫かも
というスタンスで対応できるほうが望ましいですよね。
ペラペラにならなくても、抵抗感をなくすだけで構え方が全然違ってきます◎
英語アレルギーを発症させない
"抵抗感をなくしてあげる"を少し掘り下げると、"英語アレルギーを発症させない"という理屈になります。
英語アレルギーという造語、聞いたことのある方もいるかもしれませんが
言葉のとおり、英語に対してアレルギーのような反応を起こしてしまう状態を揶揄した表現ですね。
英語!?ムリムリムリ!!!一言もしゃべれません!!他あたってぇぇえええぇえ~!!!
あ・・・このページ英語か・・・(そっ閉じ)
こんなふうに、向き合うこともトライしてみることもせず、「英語」と聞くだけでお耳シャットアウト!! みたいな状態。
アレルギーというと、やや大げさな表現に聞こえますが
まわりに結構いませんか?英語アレルギーを持っている方。
そうなんです、珍しいものではないんです。
英語に関わってこなかったほとんどの人が、もしかしたらこういう反応をするかもしれないくらい、よくあることなんです。
そしてこの英語アレルギーこそ、英語がどんどん分からなくなる闇への入り口だったりするんです。
そりゃそうだよね、英語を一瞬聞いただけで「はいムリー!!」なんて言ってたら、少しも分かるようにはならないよ、、、
おうち英語の役割の1つが、この英語アレルギーのない人間にすることでもあります。
英語アレルギーと、英語への抵抗感。
これらを排除できるよう、英語を"日常化"することがとても大事なんです。
まとめ
わたしがおうち英語を実践する上で大切にしていること。
まとめると、
What's this? さえ話せればOK
「単語の数」より「文章構成力」
継続的に英語を使い続け、抵抗感をなくす
こんな感じです。
そもそも、言語なんてセンスありきです。
わたし達は確かに日本語ペラペラかもしれませんが、
口げんかで誰にでも勝てますか?
ラップバトル、できますか?
早口言葉、みんな言えますか?
そういうところまでは、母国語であってもできない人たくさんいるんですよ。
ましてや母国語ではない第二言語なんて、
ペラッペラ、ネイティブにも劣らないレベルなんて全員が目指さなくても大丈夫^^♩
貴重な子どもとの時間、できる限り楽しくやっていきましょう☆