こんにちは
ブログ訪問、ありがとうございます
運営者の ペグ です。
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シソーラスという言葉をご存知ですか?
日本語では「類語辞典」といって、
同じ意味・似た意味を持つ言葉が載った辞書のことです。
このシソーラスを用いたおうち英語をすることで、
気分や気持ちの細かなニュアンスも言葉で伝えられるようになり
コミュニケーションにおいてとても大事な表現力がグッとアップ!
でも、たくさんのシソーラス本は買いきれないし
分からない類義語をその都度辞書で調べるのも面倒。
そんな英語学習者の方々、そしておうち英語をしているパパママに
日常的に使う単語や言葉の類義語をご紹介します!
本日のシソーラス、テーマは「励ましのことば」です。
励まし言葉には種類がたくさん
一言で「励ます」といっても、いろいろなシチュエーションがありますよね。
結果が出てホメまくりたい時、次も頑張ろう!! とモチベーションを上げたい時もあれば
結果は出なかったけれど、その過程を褒めたい!
次も恐れず挑戦してほしい!という意味の"激励"もあります。
どのシチュエーションに置かれても、いろいろな表現ができるようになれば
子どもの気持ちを汲んで寄り添ったおうち英語ができるようになりますし
子どもの英語力・表現力アップにもつながります。
簡単な単語の組み合わせでいろいろな表現ができますので、
ここでたくさん覚えていってくださいね☆
「頑張れ!!」と鼓舞する表現
シンプルに「頑張れ!!」と言いたいとき。
特にプレッシャーをかけるとか、無理をさせるという意味は持たず気軽に使えるものを紹介します。
Go for it!(頑張れ!行け~!)
You can do it!(できるよ!)
Try your best! / Do your best!(やり切って!)
Keep going!(その調子!)
Good luck.(健闘を祈る!)
Go for it! は直訳通り、「それ(it)のために行け~!」と鼓舞する表現。
You can do it や Do your best なんかは、海外アニメや海外ドラマなんかでも
しょっちゅう耳にする言い回しですよね。
ちなみに、上にあるかわいい白くまさん(?)が言っている「ファイト~!」という言葉、
実は英語だとまったく違う意味になってしまうんです。
和製英語として使う分にはまったく問題ないですが、
英語として使うのはNGだということを覚えておいてくださいね☆
ファイトは「Fight」という単語から来ていて、この Fight とは「ケンカする」「戦う」という意味を持ちます。
なので、Fight!! という言葉はダイレクトに「ケンカしろ~!!」とけしかけることになってしまうんですね・・・
誰なの、このカタカナ英語作った人・・・
「よく頑張った!!」健闘をたたえる表現
続いては、頑張る出来事が終わったあと、
よくやった!お疲れ!というシチュエーションで使える表現です。
You did it!(やったね!)
You made it!(やったね!)
You tried your best! / You did your best!(やり切ったね!)
ここでも、You did it や You made it など
比較的シンプルな単語を並べただけの言い回しがよく使われます。
日本語ではあまり使われない、目的語という概念。
ここで言うと、You did it の it、You made it の it がその目的語に当たるわけですが
この目的語の多用が、日本人が戸惑う原因の1つになっていると個人的に思います。
何か終えたあとに「You did it!」と言っても、
「え、何を did したの?it だけでちゃんと伝わる?」と心配になりませんか?
英語ではごくごく自然に使われる You did it や You made it などの言い回しも、
英語を使い慣れていない人からすれば
「it が何を指しているのか伝わるのかな?」
「You did it や You made it だけで通じるの?」
と思ってしまいますよね。
ですが、これらも結局「言い回し」の1つなので
日本語の「やったね!」「やったー!」と変わらないんです。
「やったね!」「やったー!」も、我々日本人はよく考えずに口にしていますが、実際は何かを「やった」というところから来ている言い回しですよね。「You did it 」なども同じ、深い意味を考えずとも使いまわせる表現なんですよ
「あと一息!!」という時の表現
次は、ちょっと難しい表現。
もう少しで終わるよ!もう少しでゴールだよ!諦めないで!
というシチュエーションで使える言葉です。
Hang in there!(もうひと踏ん張り!)
Keep going!(そのまま!)
まだ結果が出ていない、成功も失敗もしていないので白黒はっきりしない、
ここまでで紹介してきた言い回しとは少し違ったニュアンスになりますが
頭の隅に置いておいていただけるといいかな、と思います☆
「惜しい!!」という時の表現
続いては、惜しくも失敗に終わってしまったり
目標やゴールに届かなかった時に使えるフレーズ。
You almost did it!(ほとんどできてたよ)
You tried your best! / You did your best!(ベスト尽くしたじゃん!)
失敗に終わってしまったり、目標やゴールに届かなかったとき
日本語だとどうしても「惜しかったね」「もう少しだったね」という
悔やみを含む言葉が多く使われているイメージがあるのですが
子どもにはもっともっと前向きな言葉をかけてあげたいですよね。
そんなときに、ポジティブな英語の言い回しを活用してみましょう☆
日本語よりも格段にポジティブなフレーズが多く使われる、英語。
おうち英語でたくさん使いたいポジティブ表現をまとめた記事がこちらです。
おうち英語をしているとよくあるお悩みの1つが、「英語イヤイヤ期」「英語嫌い」という問題。
英語に少しでも好意的な印象を持ってもらうためにも、
前向きなフレーズを日常的に使うことはとっても大切な取り組みです!
おわりに
一言で励ましといっても、さまざまなシチュエーションが想定できます。
パパママ側でたくさんのストックを持っていれば、適切な場面で、適切な声掛けができますね。
ご紹介してきた言い回しを見てお分かりいただけたかと思うのですが
意外とシンプルな単語を並べているフレーズばかりなんです。
並べ方、ニュアンス、使う場面が感覚として身についていれば
中学・高校で習う英語を組み合わせて、いろいろな思いを表現することができますよ☆