留学先では、本気度をアピールしてください。
それが巡り巡って、あなたの英語力として返ってきます。
わたしは学生時代、カナダに語学留学していました。
現地では、先生たちとの交流を深めたことで
英語力はもちろんコミュニケーション力や人間性においても、
大切なことをたくさん学んで、吸収することができました。
日本にいると、なかなか「先生」や「教授」とお近づきになる機会がなく
勉学面でしか得られるものがない、というケースが多いと思いますが
留学先では、日本人にとっての「先生」という概念が覆されるような
密な関係性、信頼性、身近な雰囲気を感じ取ることができると思います。
留学されるときにはぜひ、こういったアングルからも交流を深めてみてください☆
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運営者の ペグ です。
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- 「卒業したら"友達"になろう」と言ってくれる先生に出会う
- 週末は先生とホムパが定番!
- 帰国後、来日してくれる先生に出会う
- あらゆる面で"お手本"の先生から学べることは多い
- 先生とお近づきになるには自分から動こう
- おわりに
「卒業したら"友達"になろう」と言ってくれる先生に出会う
留学当初からお世話になっていた、フィリピンルーツの先生。
とにかくエネルギッシュで、明るくて、彼女がいるだけで空気がパッと華やかになる
そんな魅力的な女性でした。
むしゃむしゃリンゴを丸かじりしながら授業を進めるスタイルも大好きでした
そんな先生の授業も、期末テストとともに終わりという時期。
そしてわたしは語学プログラムをいよいよ卒業するというタイミングで
彼女と話していたら、、、
After you're done the upcoming exam, I won't teach you anymore. You will no longer be my student. (期末テストが終わったら私の授業もおしまい。もうすぐあなたは私の生徒ではなくなるのね。)
そうだな・・・なんて思って
I know. I'm sure I will miss you.(そうだね、寂しくなるよ)
と返したら、こんなことを言われたんです。
So now we can be friends, right!?(だから友達になれるね!)
えっ!
えぇっ!?
卒業して、先生と生徒という関係が終わったら
今度は友達になれる・・・だと・・・!?
わたしが知っている常識を覆す言葉に、飛び跳ねるほどうれしかったのを覚えています
それからわたしは留学プログラムを卒業し、次のステップとして大学の授業を取ることになったので
その先生とキャンパス内で会えることも減ってしまったのだけど
友達になったので、プライベートでたくさん遊びました☆☆
当時先生が付き合っていた彼と婚約した時にも紹介してくれたり、ほんとうに友達としてお付き合いしてくれた。
"大学の授業で困ってることない?"と気にかけてくれる姿は、友達というか先輩でもあったなぁ
わたしが留学を終えてからもやりとりは続き、
7年後、わたしにムスコが生まれたときには出産祝いを贈ってくれました。
一緒に過ごした時間は1年ほどだったけど、
会えなくなってもお互いのことを想っては近況を尋ねたり
おめでたい門出を祝い合ったり、良い関係がずっと続いています☆
週末は先生とホムパが定番!
先生のお宅にお呼ばれして、先生のファミリーやお友達とホムパ。
日本ではこういうこと、頻繁にはないですよね。
何十人という先生に教わり、仲良くしてもらっていましたが
おうちに招待してくれる先生がほんとうにたくさんいました。
先生と生徒というある種の境界線がある関係性を超えて、より親しくなろうとしてくれる先生が多かったんだなぁ
帰国後、来日してくれる先生に出会う
留学先で出会って10年以上経ちますが、
定期的に日本に遊びに来てくれる先生もいるんです☆
来たときは必ず、無理にでも先生と会う予定をねじ込んで、
数週間の滞在期間にいろんなところに遊びに行くのがお決まりパターン。
ただの先生と生徒、という関係で終わらず、
一生ものの友情となった出会いの1つ1つが宝物になりました ☆彡
あらゆる面で"お手本"の先生から学べることは多い
わたしは留学期間をのぞいて、大学までずっと日本の学校に通っていましたが
先生から得られるものって、授業で習う知識くらいしかなかったんです。
大人になった今でも、何の授業の先生だったかは覚えてても、その人の人間性から大切なことを学んだ記憶って悲しいかな、無いんだよね・・・
あまり密にかかわってこなかったし、"先生"ってすごく偉い人な気がして、必要以上に近寄れないこともあるよね
これは本当にもったいない。
先生という、人生経験も知識も豊富で、人に教えるプロから
教育課程の科目しか教わってこなかったなんて、本当にもったいない人生でした(笑)
今子どもの頃に戻れるなら、先生から勉強以外のことも教わって、これからの人生の選択に活かしなさい!とアドバイスすると思います(笑)
それが、まさかの留学先で叶ったわけで
わたしにとってはこんなに深くて有意義な関係性を先生たちと築けたことが
人生の糧になりました。
その1:英語面
多文化・多言語国家のカナダということで
わたしが出会った先生たちもいろいろなルーツにいろいろなアクセント、十人十色でした☆
英語おたくの中でも特に「発音」に着目するのが昔から大好きだったわたしは、
先生たちの喋り方、イントネーション、抑揚のつけ方、
いろいろな部分を真似して取り込んで、自分の英語を作っていきました。
毎日身近で先生たちの英語を聞けたのも、わたしの留学生活が濃いものになった大きな理由の1つ。
授業だけでなく、プライベートで先生と会話をすることは、時に授業よりも得るものが大きかったりします
その2:人間性
語学プログラムで教えている先生は、いわば初心者に英語を教えるプロでもあります。
英語がほとんど喋れない状態で留学していることも、
英語力をつけたい理由があって語学プログラムに参加していることも、
生徒たちのあらゆる事情を理解し、大きな心で受け入れてくれる人ばかりでした。
わたしをおうちに招待してくれたり、卒業後に友達になってくれたり、
良い関係を築こうとしてくれたのも、留学生に対する心遣いのうちだったと思います。
現地の人と多くの時間を過ごして英語力を上げてほしいという気持ち、留学生活をより心地よいものにしてほしいという優しさをひしひしと感じました
先生たちはわたしが日本語を話す友人とそれなりに距離を取っていることも知っていたので、
「この子は日本人のお友達と過ごす方が気が楽かしら?」という心配も無用だったのだと思います(笑)
先生とお近づきになるには自分から動こう
ひたむきに英語と向き合う姿勢、
なんのために留学に来ているのかという明確な目的、
自分が背負ってきているものすべてを現地では全面に出すこと。
そうすることで、自然と人を惹きつけます。
近寄ってきてくれるのが先生ともなれば、
頑張っている生徒を評価してくれますし、
分からないこと、慣れないことたくさん質問する生徒を気にかけてくれます。
留学の質を上げるのは自分次第だけれども、まわりの人たちの力を借りることも確か。
自分から動いて、きっかけをばら撒いて、チャンスをものにしてください!
おわりに
はじめは「英語」という共通点だけでつながっていた交友関係も、
お互いに「英語」を自分のものにしたことで、
「英語」を口実にする必要もないくらいの友情が芽生えて今に至ります。
あわせて読んでほしい、こちらの記事。
すべてわたしの貪欲な英語への執念と、
ひたすらまっすぐ英語と向き合う気持ちから生まれた行動について書いてあります。
先生と仲良くなることで、勉強面でもコミュニケーション面でも英語力がついて、
人間性も学べて、、、こんなに嬉しいことってないですよ。
1人の留学生として先生たちにこんなにも気にかけてもらい
充実した日々を送らせてもらったことに感謝感謝なのでした☆