英語を本気で始めたいのなら、あれこれ散財する前に試せることが山ほどあります。
話題の参考書や一番売れている問題集に手を出してしまうのは、
もしかすると学習する方法を知らないからかもしれません。
前回の記事に引き続き、
この記事では最後の追い込み方法について紹介していきたいと思います。
前回の記事はこちらからご覧ください。
追い込み方法とは、違った切り口から復習を重ねることです。
覚えたと思っても、確固たる自信があっても、いくつかは頭から抜けてしまっていることがよくあります。
1つも単語を取りこぼさない勢いで、徹底的に復習を重ねていきましょう。
同じレベルの問題集が5種類あったら、5種類全部やってみる。
同じレベルの英語動画が5本出ていたら、5本全部見る。
そこまでして、頭に入った!と自信がつくまでトコトン繰り返しましょう!
これで、あなたも立派な英語学習者の仲間入りです☆☆
こんにちは
ブログ訪問、ありがとうございます
運営者の ペグ です。
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前回の記事でご紹介した「基本の学習法」をまとめると、
言語学習において基本的かつ効率的なやり方はこうだよ~というお話でした。
1. 教材にするリスニング動画探し
2. 画面を見ながらシャドーイング
3. 音声より先に答える練習
わたしはこれで1ターンとしていて、学習範囲が広がるごとにまた1~3を繰り返して学習する、
という方法を取っているのですが
このあとに仕上げとしてやっていることを書いてみたいと思います。
リスニング動画を最初から聴く
習得できたかどうかの最終確認として一番シンプルで、よくやる方法がこれ。
教材として使ったリスニング動画を、もう一度はじめから聞いてみる。
当ブログで主に発信している「おうち英語」においても言えることですが
インプットした音を何度も何度も繰り返し耳に入れる作業はとっても大切です。
もちろん、ただ聞いているだけとか、別のことに集中しているときに聞くだけでは
効果も半減してしまいますが、この記事で紹介している学習法のように
ガッツリ時間を確保してこの作業に集中する!という条件を守れば
英語が、頭ではなく身体にしみ込む実用的な効果が現れます!
画面は見ずに音声だけ聴く
リスニング練習としての仕上げなので、画面(スクリプト)は見ないようにし、
シャドーイングと先回り回答を重点的にやる、という方法もあります。
前回の記事でご紹介した学習法を完了させた時点で、すでに完璧に頭に入っているという体なので、
基本的にここまで時間と労力を割くことはしませんが、
「覚えたつもりだったけどなんか抜けてるっぽい・・・」と思うものがあれば
こういうふうに復習に復習を重ねることでより英語をしみ込ませることができますよ。
音声の速さを調節してみる
1.2倍速~2倍速くらいをちょこちょこ調節しながら、早い音声に慣れる訓練をします。
一見難しいように思えるのですが、
前回の記事で紹介している「基本ステップ」を一通り終わらせているので
単語や文章がだいぶ頭に刷り込まれていて、倍速で聞いてみるというレベルに感覚が追いついていると思いますよ◎◎
はじめから倍速で挑戦していては覚えるものも覚えないどころか、正しい発音も分からないままで効率も悪い。
学習する順番はとっても大事です。
それを踏まえても、ここまで徹底的に学習フェーズを辿ってきた段階での倍速リスニングというのは、
ご自身が思っている以上に自然に取り組めると思います!
理解度チェックとして、ぜひ試してみてください
相応するレベルの別教材で確認する
同じ問題集やテキストを最初から最後まで使うことは、悪いことではないのですが
懸念点があります。
それは、
本質ではなく、そのテキストの特徴や使い慣れた感覚を、
「覚えた」と勘違いしている可能性がある
ということ。
要は、数ヶ月同じ問題集やテキストを使い続けることで、だいたいどのページにどんな語句が載っていて、
この問題の次は確かこれで、ここの答えは上からA, B, C, D... など
その本の中身を暗記するまで使い倒していて、
それを「学習できている」と思い込んでしまうのは危険なんです。
別のテキストで同じ問題や語句が出てきたとき、同じようにすんなり答えられる自信はありますか?
もし、その本だから答えられるという条件付きで覚えてしまっているのであれば黄色信号!次に紹介するステップに今すぐ進んでください
相応するレベルの別教材を使う
600点獲得のために必要な単語や表現を一通り学習できたら、
同じくTOEIC600点レベルの問題集などを別で用意して、
それを解いてみるとか、模擬試験のページをやってみる、ということです。
リスニング練習で学習した英語レベルに相応するもので、また違った教材、学習法を用いて理解度チェックをする形です
同じレベルの別教材だと、同じ単語や表現が出てくることも当然あると思うのですが
使う教材が違うだけで、感じ方や理解も全然違ったりするので新たな気づきも多いし、
1つの教材で知識を得るよりも、いろいろなソースを頼る方が確実に頭に入りますよ◎◎
相応するレベルの別動画を探す
同じく、相応するレベルの別動画をまた探してみるのも良き◎◎
同等のレベルに相当する動画でも、Youtuberさんのおしゃべり動画やガチガチのお勉強系、いろんなジャンルがありますね。今自分が勉強中のレベルとだいたい合ってることが大切!
これまでの学習法 + 動画で復習をすると
いっそう深く脳に刻まれて忘れにくいので、おすすめです◎
まとめ
前回の記事から長きにわたって学習法をご紹介してきましたが、
全体を簡単にまとめるとこんな感じ。
- 教材探し
- シャドーイング
- 先回り回答
- リスニング動画で復習
- 同等レベルの別教材で復習
短期集中型の学習法ではないので、余裕があったらですが・・・
ぜひここまで入念にやってみることをおすすめします◎◎
長くかかるし、こんなの大変・・・と思うかもしれませんが、いろいろな勉強法がある中で、これが一番コスパのよい方法なのではないかと思います。
お金をかけず、単語帳やノートを埋める作業もなく、教材も自分で選べる。少しずつ力がついてくることで、モチベーションも上がってくるはずです!
流れが身体に染みつくまで実践することができれば、
あとは少しずつ少しずつ単語を増やし、文章を増やし、、、
数ヶ月、数年経つころには
じゃあ次は実際に外国人とコミュニケーションが取れる環境に行ってみよう、とか
いよいよ受けたかった試験に挑戦してみよう、とか
次のステップがどんどん見えてきます◎◎
ぜひ入門編として、この学習法を試してみてくださいね☆