ママとこどものおうち英語

*** 英語おたくママによる、ゆるく楽しいおうち英語ライフ ***

【おうち英語】バイリンガル育児の弊害になるのか?ルー語について考えよう



 

 

 

  お腹すいた~!Breakfastが食べたいな~
  今日はSchoolでBasketballをしたよ!
  I don't feel like doing 宿題 now.

 

 

 

ヒィ~~~!!子どものしゃべり方がまるでルー大柴さんみたいになってるゥ~~~!!!

 

 

 

子どもの言葉がルー語になってしまう問題。

バイリンガル育児の過程では、誰もが必ず通るといっても過言ではないくらい、

あるあるネタですよね。

 

 

この記事では、そんなルー語期間について

 

  ルー語を話すようになってしまっても大丈夫?
  早くルー語期間を抜け出すにはどうしたらいい?
  どういう仕組みでルー語が生まれるの?

 

という、パパママの心配の種となるルー語期間について

わかりやすく解説していきたいと思います◎◎

 

 

 

 

 

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ルー語になる原因は主に2つ

 

 

ルー語になってしまう要因は、主に年齢で分けて考えられているのですが

幼児期・低年齢で起こるルー語については、

 

  2つの言語が頭の中で混在している
  思い浮かんだ方の言語を使う癖がある

 

この2点が主な要因になっています。 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

その1: 2つの言語が頭の中で混在している

 

 

低年齢のうちは、言語能力が未発達なので

複数の言語をはっきりと頭の中で分けて考えることができず、

 

 

日本語も英語もぜんぶ同じ"ことば"だ

 

 

と、一括りにして扱ってしまうケースが多いのです。

 

 

たとえば、

 

  今日、学校でりんごを食べた
  Today, SchoolでAppleを食べた

 

 

この2つ、モノリンガル話者もしくは大人が聞けば

「文としておかしくない??」と感じますが、

 

低年齢・幼児期のうちはどちらも同じ"ことば"として発しているので

正しいも間違いも考えずに喋っているということになるのです。

 

 

 

ちなみにこの2つの文章、バイリンガル話者が聞くと全然おかしく聞こえない人もいるそうですよ!
バイリンガル話者の中には、日常的にルー語で愉快にコミュニケーションを取る人も少なくないみたい。

 

 

 

 

 

 

 

その2:思い浮かんだ方の言語を使う癖がある

 

 

これは、1つめの2つの言語が頭の中で混在しているという特徴と少し違って、

混在してはいないんだけれども、分けて使うのが面倒だからごちゃ混ぜにしてしまう

という、もう少し上の年齢で起こる可能性の高いパターンですね。

 

 

 

年齢的に未発達だから混在してしまうのが1つ目で、ちゃんと分けて考えられるようになってるけど面倒臭いから思い付いた方の言語を使ってしまうのが2つ目だね

 

 

 

わが家の子ども達はどちらかというと、この思い浮かんだ方の言語を使うほうに当てはまると思います。

 

 

調べようがないので定かではないですが、

わが家の子ども達は、English と Japanese の違いは理解しているんです。

 

もちろん、単語によっては「これってEnglishかな、Japaneseかな?」と迷ってしまうものもあるかもしれませんが、

 

基本的に「English?」と聞くと英語で答えてくれますし、

「Japanese?」と聞くと日本語で言い直してくれるので、

自分たちが2種類の言語を話しているということは、感覚で理解しているのだと思います。

 

 

それでも、まだたくさんの言葉を知っているわけではなく

ムスコに関してはおしゃべりがとてものんびりなので、

 

日本語でまだ分からない単語を英語で補ったり、その逆もあったりと

補い合うという意味でルー語を使っているのは確かです。

 

 

 

こう考えると、わが家の子ども達は1つ目と2つ目の間くらいに分類されるのかな。
幼児の場合はどこに要因があるのか判断が難しいと考えられているようです

 

 

 

 

 

 

 

 

弊害がある説 VS 問題ない説が存在する

 

 

はっきり言って、両極端の見解があります。

 

  1. その子の「芯」となる母語が育たないと大人になっても深い思考ができなくなってしまう
  2. ルー語はそれほど問題ではなく、コミュニケーション力を培うほうが大事

 

 

わたしはバイリンガル環境で育っていないので、

この2つの見解について自分の経験談や明確な意見を述べることはできないのですが

 

どちらの見解も真剣に受け止めて、

子ども達がコミュニケーションに困らない言語力をつけてあげることを一番に考えたいと思っています。

 

  

 

 

弊害説:深い思考ができなくなる!?

 

 

これは、よく「早期英語教育で日本語も英語も中途半端になってしまう」と言われている見解に近いものですね。

 

 

ルー語を使い続けて、思い浮かんだ方の言語を使う癖が完全についたまま大人になってしまうと

言葉どおり、どちらの言語に関しても知識が中途半端になり

 

年齢相応の言葉を選んで会話ができなくなったり、"論理的思考"が身につかなくなる、

ということも将来的に起こり得るのだそうです。

 

  

 

 

問題ない説:ルー語は本質的な問題ではない!?

 

 

一方で、ルー語を話している状態というのは

頭の中で英語と日本語を整理できていないとか、

論理的思考ができないというわけではないという切り口からの意見があるのも事実。

 

複数の言語を使おうと脳が一生懸命働いている証拠だ、という見方をします。

 

 

 

問題なのは、ルー語になるかならないかではなく

コミュニケーション力が備わっているかという、

まったく別の論点にあると考えられるそうなのですが 

 

この見解を辿っていくと、とてもおもしろい考え方にたどり着きます。

 

 

ルー語になってもならなくても、

コミュニケーション力があれば問題ないというのは

 

 

  コミュニケーション力があれば、どちらかの言語が分からない時でも対処法が思い浮かぶ
  "子どもの頃から英語と日本語が混ざった環境で育ってきたから、時々日本語わからないんだ!これって何て言うのか教えてくれない?"など、事情を説明しながら相手に躊躇なく尋ねられる


  コミュニケーション力があれば、ルー語は自然と直っていく
  コミュニケーション力は"空気を読める"ことも指すので、もし自分のルー語が気になったら自分自身で直すことができる


  コミュニケーション力があれば、ルー語であろうがなかろうが周囲とうまくやれる
  カタカナ英語がこれだけ浸透している日本で、日本語だけで会話をしなければいけないわけではないのだから、ルー語であっても周囲に順応できるコミュニケーション力があれば問題ない

 

 

こういう生き方にもつながる、というわけです。

 *1

 

 

本当にいろいろな考え方があるし、バイリンガル話者にも実際いろいろなタイプがいるから、正解はないのかもしれない

 

 

 

家庭でもできる2つの対処法

 

 

いろいろな見解を見たうえで、"やっぱりルー語はある程度直してあげたい!"

と考えるパパママに向けて、ご家庭でもできる対処法をまとめました◎◎

 

 

 

わが家でも実践している方法です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その1:とにかく語彙数を増やす

 

 

 

ルー語の要因とも考えられている、語彙数の少なさ

 

英語、日本語どちらにおいても、知っている言葉・使える言葉が少ないがゆえに

もう片方の言語で補おうとすることで、ルー語となって発せられるわけですよね。

 

そうなると、単純にどちらの言語においても語彙を増やせば

ルー語脱却への第一歩となるのです。 

 

 

 

語彙を増やすのは、単語を暗記したり会話の練習をしたりということではなく、単に"言葉のシャワーをどんどん浴びせる"というシンプルな方法でOKです

 

 

 

この方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ルー語対策についてもっと知りたい!という方はぜひ読んでみてください。

 

 

 

その2:正して復唱する

 

 

 

子どもがルー語で何か話したとき、

それをルー語でないかたちに直して復唱するという心がけをしています。

 

 

 

Fire truck のりたい~!

 

といわれたら、

 

You want to ride a fire truck? Sounds perfect!(消防車に乗りたいの?いいね~!)

 

というふうにして返す、といった感じです。

 

 

 

こうすることで、子どももなんとなく

混ぜるべきではない言語というのが分かってきて、

少しずつではあると思いますが、言語の使い分けにつながっていくと思います。

 

 

 

この方法は、「英語ベースに日本語が混ざる場合」と「日本語ベースに英語が混ざる場合」で返し方が変わってくるのがチョット難しいところ

 

 

 

  英語ベースに日本語が混ざる場合
  I'm hungry だから I want to eat りんご. など

 

  日本語ベースに英語が混ざる場合
  お腹すいたからAppleが食べたい。など

 

 

 

英語ベースの場合は正しい英語に直してあげて、

日本語ベースの場合は正しい日本語に直してあげることで

それぞれの言語への理解が深まると考えられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

おわりに

 

 

突然始まるルー語に戸惑うパパママも多いと思いますが、

バイリンガル話者には本当にいろいろなタイプがいます。

 

が、個人的にまわりのバイリンガル話者の方を見ていても

論理的思考ができない人、常に中途半端なルー語しか話せず、円滑なコミュニケーションが取れない人というのは

正直、1人もお会いしたことがありません。

 

 

 

そして、日本で暮らしていて、日本語の幼稚園や学校に通っていれば 

その時点で、日本語が不十分になる可能性はきわめて低く

芯となる母語が育つ環境はすでに整っているのです。

 

 

 

ルー語はバイリンガル過程でほとんどの人が通る道と言われています。

 

 

経験したからといってあまり過敏にならず、

「いずれ通る道」と割り切って、日本語も英語も語彙を増やしていけばよいではないかと、個人的に思っておうち英語をしています。

 

 

 

親である私たちが正しい言葉を話し、導いてあげることを一歩一歩繰り返していきましょう☆